いきなりですが、コーヒーを淹れるための黄金比がある事をご存知でしょうか。
もし、ご存知なかったら、この機会に覚えて頂き、コーヒーを淹れるスペシャリストになって、知人を喜ばせましょう!
目次
黄金比とは
黄金比とは、スペシャルティコーヒー協会(SCA)が定める「Golden Cup Standard」というものがあります。
実は、淹れ方のベストプラクティスは、結構シンプルで、以下の2点のみとなっております。
・コーヒーと水の比率は55g/L±10%を推奨します。
・水温が200°F±5°(93.0°C±3°)の間であることが推奨されます。
もうこれで、あなたもスペシャリストです。
具体的にすると、以下の表の通りとなります。
範囲 | 豆の量 | 湯量 | 湯量÷豆の量 |
ー10% | 50g | 1,000mL | 20.0倍 |
基準 | 55g | 1,000mL | 18.2倍 |
+10% | 60g | 1,000mL | 16.7倍 |
まとめ
色々なバリスタの方のレシピを確認すると、+10%の比率、16.7倍や16倍を使用している方が多いようです。
コーヒーとお湯の比率は「1:16」だ、なんて言う方も多くおります。
わかりやすいですし、0.7倍の差は経験上ほとんどないので良いかと思います。
「NNS Coffee」の考え
「NNS Coffee」の考える比率は、全ての倍率で検証した結果、「16.7倍」が豆の味を一番引き出していると感じるため、この数値を採用します。
具体的に言うと、マグカップ1杯分(200ml)を淹れるのに14gの豆で、234mLのお湯を使って淹れると、大体、200mL抽出出来ることが出来ます。
ざっくりですが、豆の2倍量が吸収されてフィルター内に残るイメージですね。
(234mLー28(14×2)=206mL)
抽出の器具ややり方でも大きく変わりますが、まずはこの数値を考えながら、実際に抽出し、倍率を自分好みにしてみてくださいね。
如何だったでしょうか?普段淹れているイメージ通りでしたでしょうか?
では、また、次の記事でお会いしましょう。
コメント